ソニー IR DAY 2015でSCEハウス社長が今期の計画を語る
ゲーム分野の説明はほぼ既出の内容で、
気になる点は
・PS3と欧米の携帯機が大きな減収を見込むこと
・プラットフォーム関連で投資を増加させること
・E3ではビッグタイトルを複数用意していること
PS4の競争力維持・強化
・社外パブリッシャーやデベロッパーへの強力なサポート
・継続的なハードのコストダウン
・システムソフトウェアの新規追加
・プロジェクトモーフィアスを通じた革新的なゲーム体験の創造(2016年上期発売開始予定)
2015年度見通し 営業利益変動要因 vs 2014年度実績
1.PS4の拡大による増益
2.ネットワークサービスの収益改善
3.PS3および欧米ポータブルの販売減で減益
4.前年から固定費削減、部材評価減が減少、増益
5.ネットワークサービス及びプラットフォーム関連の戦略的投資の増加による減益
6.為替差損による減益(118円/ドル、136円/ユーロ見通し)
将来に向けた戦略投資
・継続的なネットワークプラットフォームの刷新(PSNOW)
・プレイステーションビュー
・プレイステーションオリジナルコンテンツ
・プロジェクトモーフィアス
質疑応答
Q1(エース安田):PS4が伸びると思われるのに減収は何故か。日本の独占タイトルは?
A1:為替の影響が大きい。また4つの分野に投資する。PS4がこれ以上伸びるかは答えられない。
独占の「ブラッドボーン」は大ヒットした。またサードの作品も充実してきている。
Q2:PS4の独占タイトルは今後あるのか
A2:競争上の問題もあり答えられない。デスティニーのようなサードに対して独占コンテンツを用意している。「ストリートファイターV」は完全独占となっている。
Q3:E3では何が発表されるのか?
A3:今年のE3はエキサイティングな内容。「ブラッドボーン」の様なよりビッグな体験が出来るタイトルを複数用意している。
ほか
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/irday2015electronics_presenJ.pdf
http://www.irwebcasting.com/live/150527/01/9aa95d2a9c/index.html
安田氏がいつもの「数字をもっと大きく見せないのか」と和ゲー独占の質問。
計画は基本的にかなり保守的な見通しで大抵期末で上方修正をしています。
独占に関しては基本は独占コンテンツの提供をするようです。
E3はブラボン並みが複数あると期待が高まる返答です。
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