エース証券 安田氏が再びSwitchの成功と市場動向をレポート『「Switch」の販売好調で変わるコンシューマゲーム市場』を公開。
概要
1.Switchが好調で任天堂の17年度Q1が大幅増収増益、サードが様子見の中プレイスタイルが好評
2.Switchのソフト装着率は高く、ゲーム特化とプレイスタイルの斬新さが原因
3.エース研ではハード自身の魅力が成否を分け、サードのAAAの影響は迷信と推測
4.Switch増産は依然不透明で、来期は2000万台後半の出荷が必要と見るが部品調達で懸念
5.Switch成功は予測されておらずサードの対応が遅れる その中で日本一は「ディスガイア」は世界13万本出荷と成功
6.SIEは安定利益を目指す戦略に問題、次機世代機はXboxOX以上の性能になるだろうが、性能は成否に関係せず新しいプレイスタイル創出に期待
http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/170905r_01.pdf
たしかにサードの大型タイトルが複数参入する状況が長らくない任天堂で、ハードの販売を左右するのは何かを求めたときは形状も1つの理由になるのかもしれません。
ただ今回SwitchがWiiUのような失速をしなかったのは自社タイトルの定期的投入が主要因でしょう。TV出力はPSPなど既に複数の過去ハードが実現しています。
またSwitchが据置機と携帯機を統合した売上を期待されているのであれば「WiiUより好調」ではまだ少なく、「ぶつ森」「ポケモン」などの携帯機向けの主力タイトルの投入が待たれます。
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