電撃オンライン週販記事で今年度上半期を総括。
携帯機に強い任天堂が全体的に販売を縮小し、その影響で据置機比率が上昇、PS比率が任天堂を上回る結果になっています。
■上半期(集計期間:3月28日~10月2日)の市場規模
・前年比でハードが8.8%減の177万台、ソフトが16.8%減の1235万本と縮小
・金額ベースでハードは10.5%減の453億円、ソフトが10.6%減の731億円 全体で10.6%減の1,184億円
・前年と比べ暦上で1週間多い為、27週で比較すると更に数字は悪くなる
台数:ハード13.2%減 ソフト20.4%減
金額:ハード15.5%減 ソフト14.6%減 全体で15.0%減
・市場規模は2007年度(3,176億円)をピークに減少を継続
・機種別
PS4:42.2%増 475億円
3DS:31.7%減 359億円
WiiU:53.6%減 96億円
Vita:9.4%減 175億円
・会社別の構成比でソニーが優位に
任天堂:SIE=
前年 52.6%:47.0% ⇒ 38.8%:61.0%
・据置機と携帯機が逆転
据置:携帯=
48.3%:51.7% ⇒ 54.5%:45.5%
http://dengekionline.com/elem/000/001/383/1383000/
市場を支配していた任天堂がWii/DS時代以前よりも販売台数を落としており、発売予定のNXなど次世代ハードが遅れていることが市場全体の縮小の主要因になっているのは明らかです。
しかしSIEも縮小分を補える程売れていない印象。
低年齢向けの施策も発表されてはいますが、パラッパやトロ、ムームー星人のような象徴的なアイコンはまだ生まれていません。
関連記事
日本国内 第7・8世代ゲームハード販売台数推移 (2004~2015)
任天堂・ソニー・MSの世界ゲームハード販売推移(2010~2015)