ほぼ日手帳2016“MOTHER2”シリーズの発売を記念したストアイベントを下北沢ヴィレッジ・ヴァンガードで開催(11/21-12/6)
糸井重里氏が来店しインタビューに応じています。
以下概要
・「MOTHER」人気の要因は今の暮らしと地続きだから
・どせいさんのamiiboは反響次第で出るかもしれない
・「MOTHER4」は面白い企画があれば作りたいが、開発の噂は嘘
要するに、そのくらいいろいろな偶然が六重ぐらいに重なったときに、僕の心臓が激しく動き始めたら、それは「やろうか」となるかもしれません。「ただし、僕はそんなにしつこくやらないよ。少し後ろに下がって見ているよ」ということはあるかもしれません。誰かアメリカなど海外の人が、「ずっと『4』が作られつつある」と言っていますけど、ウソに決まってるじゃないですか、あんなもの(笑)。
・あの世界(MOTHER)は終わりました
あの世界は終わりました。ああいうことをやる遊びは終わった。これから作るとしたら、ひねり出すことになっちゃうと思うんですよ。ひねり出すというのはケツの穴に悪いよね。
・ビデオゲームは全然していない。宮本氏作品は気にしている
・モバイルゲームも少しやってやめる
・今のゲームは難解なものとテトリスの派生しかない
・僕が(ゲームで)やりたいものは言葉の掛け合い
・ゲーム誌が大人を取材できていない
ファミ通はオトナを取材できない媒体なんですよ。ゲームの話をたとえば桜井(政博)くんとするんだったら大丈夫でしょ? 僕はオトナなので、オトナを取材できるようにならないと。そこはこれからの課題ですよ。
・Facebookのイヌネコ版のようなアプリを開発中で地球上のイヌネコをつなげたい
http://www.famitsu.com/news/201511/21093633.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20151121_731822.html
ほぼ日 特設サイト
http://www.1101.com/store/techo/2016/articles/vv/index.html
もうゲームはほとんどやっていないという糸井氏ながら、国内ゲームの現状を鋭く批評している場面も。
確かに3DSとPS4の間を取り持つような作品は少なく、大人視点でも楽しめるゲームメディアの成熟にも至っていない。
そんな今にこそ出せる「マザー」が生まれることはあるのでしょうか。