長いので概要
■看板クリエイターの幽閉
小島プロは再編、変わった第8制作部は外部との情報が遮断され、100億円を超える制作費のMGS最新作発売を前に小島氏は幽閉状態が続く
■「桃太郎電鉄」は任天堂へ
旧ハドソンの桃鉄の版権をコナミと分け合うさくまあきら氏はシリーズ終了を宣言、
現在は任天堂がさくま氏と発売する方向で調整、コナミは開発から手を引く可能性が高い
■ゲーム事業は10年で4割減、ソーシャルゲームにシフト
・2010年のドラコレの大ヒット、家庭用ゲームは10年で3分の1に縮小でソーシャルにシフト。
・しかしその強引な手法は社内外で不満がくすぶる
「家庭用の優秀なクリエーターが続々と流出し、開発力が落ちている。上層部はゲーム企画の将来性を見極められる人材に乏しいため、投資回収のプランが立てやすいごく一部のシリーズ作品に傾倒している」と最近退職したOBは打ち明ける。
・閉鎖的な情報統制は業界でも有名
例えば、社員は自分のメールアドレスを持てない。営業部などで外部との連絡が必須な場合だけ、アルファベットと5桁の数字をランダムに組み合わせたアドレスが配布される。このアドレスも数カ月で変更になる。昼休みは外出可能時間を決め、社員の入退場記録をタイムカードで管理。規定時間を超えた外出をすると違反者の名前を社内に公表する。オフィスや廊下のカメラで監視するのは不審者ではなく、社員の勤務状況だ。
■「いいね」を押して異動に
・使えないと判断した開発者には警備員やフィットネスの清掃作業など徹底した人事
・14年春にOBの再就職知らせのFBに「いいね」を押した複数の社員が一斉に異動させられた。
・ゲーム会社の資産はタイトルと人材。これを手放す事について取材を再三申し込むも実現していない
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89986400R30C15A7000000/
噂通りの独裁国家の様相を呈しているコナミ。
上月景正氏は「ゲーム屋」と呼ばれる事を嫌ったそうです。
1ファンとしてもMGSでコナミとは本当にさよならなのかも。
関連記事
中止になった「サイレントヒルズ」のデルトロ監督と小島秀夫氏が新プロジェクトを画策か デルトロ氏が言及
小島プロダクションの解散は確定か? 大塚明夫氏「これが最後になってもMGSは不滅です」
コナミ、桃鉄シリーズ継続の意志を発表 「次回作はさくま氏と話し合いを続けている」
コナミと小島チームは決別か コナミがメタルギア新作制作を発表、主要スタッフを募集開始