長いので概要
--ソフトウェアのパッケージとダウンロード版の価格差はつけないのか?
岩田:ソフトの価値は等価、同じ価格にすべきと考えている
ディスクとDLカードはビジネスリスクに違いがある
秋以降に開始するクラニンに変わるサービスでDL版の価値を高めたい
--単位取得株を少なくして一般投資家にも買える機会を
岩田:東証の規則で単元株の変更は出来ない
株式分割も考えられるが反対の意見もあり慎重に検討したい
--3DSとWiiUの立ち上げの失敗、特にWiiUは出来ていないNXでも同じ事にならないか?
岩田:NXはハード撤退論を抑えるために発表したもので具体的には2016年に発表したい
サードがハードを選ぶのは普及台数が決め手、サードとのコラボは色々水面下で進行している
--シアトルマリナーズのオーナー企業であるメリットは?イチローの51番はどうする?
岩田:NoAがオーナーなのは山内前社長からのもの、背番号の管理は任天堂の一存では決められない
--本社のあった鳥羽街道線が廃線の噂もあるが今後どうなるか
岩田:旧社屋はデバッグ業務を行うマリオクラブが入っていて今後も使用する予定
--E3について発表ソフトが少なく年内発売ばかりの理由は?
宮本:批判は理解している。だが他社とは異なりプレイアブルの展示に現地では評価された手応えはある
他社では販売形態も分らないVRが夢の展示として並び、それらは一度に多くの体験は出来ない
岩田:日本のファンが失望したのも承知しているが現地での評価は良かった事もご理解ください
--NXとWiiUの住み分けは?
岩田:NXはお話できない。今話せば他社の対抗策、取り込みなどが起こりサプライズにならなくなる
NXは0台からの積み上げで、平行して3DS/WiiUはソフトを作り続ける
WiiUユーザーに満足してもらう事は優先している
--スマホアプリは有料か、基本無料に課金にするのか
岩田:売り切りタイプは成功しておらず、Free to Startで広く浅く支払われる収益を目指す。ソフトの数は多く出すつもりはない
--ゲームで自分の顔の主人公は作れる? IPは食品やアパレルなどに展開する予定は?
岩田:Miiで福笑いのような事はできるが精度は高くない
ライセンス商品は長期的に育てたいと思っており、多数の商品を展開する予定はない
--自社株の保有数が多い どのように活用するのか
岩田:確かに多く議論はしているがある程度待たせて欲しい
今後の成果で償却などは考えている
M&Aや提携で使えるタイミングも検討
--自社キャラの更なる活用は?
岩田:先程と同様、活用は社内で検討するも、世界で売るために短期的なヒットは求めない
--バーチャルコンソールの売上は? 配信停止も何とかして欲しい
岩田:VCの個別の売上は公表しない
限られた人員で過去作ばかりには取り組めない
サードタイトルは交渉も必要なので簡単ではないが満足してもらえるよう努力したい
http://www.nintendo.co.jp/ir/stock/meeting/150626qa/index.html
DL版は値下げせずにオンラインサービスで特典、
スマホアプリはF2Pでのビジネスを考えていると思われます。
わざわざ「Free to Play」を「Free to Start」と言い換えるのはより体験版よりのものになるのでしょうか。
WiiUの今後の計画については聞いて欲しかったですが、従来のファンイベント的な総会からは変わっています。
宮本氏のVRに対する警戒というかご挨拶のようなdisは京都的なエールなのかも気になる所。
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
プラットフォーム : PlayStation 4
2015-06-29
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