株式会社ソニー·コンピュータエンタテインメントは本日、Jack Tretton氏が2014年3月31日付でソニー·コンピュータエンタテインメント·アメリカの社長兼最高経営責任者(CEO)としての彼の役割から辞任することを発表しました。 これは彼らの契約関係を更新しないことがJack Tretton氏とSCEAの間の相互の合意の結果であるとしています。
後任人事はShawn Layden氏、ソニーネットワークエンターテインメントインターナショナルの現在副社長兼COOが2014年4月1日付でSCEAの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任。
Tretton氏は1995年のSCEA創業以来、首脳陣の創立メンバーの一人として、初代プレイステーション、プレイステーション2、PSP、プレイステーション3、プレイステーションネットワーク、およびプレイステーションヴィータなど、北米のすべてのプレイステーションプラットフォームを立ち上げにおいて重要な役割を果たした。 最近では、北米で24時間以内に百万台以上の販売を達成した、現在は北米で、世界第1位次世代ゲームコンソールであるプレイステーション®4(PS4™)の記録的な立ち上げを主導した。 在職中、北米でプレイステーション2の5,000万台達成や、積極的にカナダ、南米にプレイステーションビジネスの普及に尽力するなど、いくつかの業界の礎を築いた。
「過去19年間、SCEAで働くことは私のキャリアの中で最もやりがいのある経験でした」とTretton氏は言う。
「私は私のキャリアの次の章の開始について非常に興奮しています。プレイステーションのブランドを過去20年間の技術革新とエンターテイメントの新たな高みに私たちを押し上げてくれた従業員、パートナー、顧客の弛まぬ関与に感謝したいと思います。」
以下略
http://www.allgamesbeta.com/2014/03/sony-america-ceo-jack-tretton-has.html
PSblogでも同様の謝辞が公開されています。
こちらでは、PSブランドがさらに強化される事を見届ける前に退任に至った事に対して残心がある事も触れています。
http://blog.us.playstation.com/2014/03/06/a-message-from-jack-tretton/追記:日本語版のリリースが公開
http://www.scei.co.jp/corporate/release/140307.html絶好調のPS4販売の真っ只中の退任の理由は不明。
後任のショーン・レーデン氏はSCEJのプレジデントを務めた経歴もあり、河野社長の前任者でもあります。
トレットン氏は「人喰いの大鷲トリコ」について「停止している」発言をするなど、ちょっと意思疎通について違和感があった事もありましたが、よく分からない人事。