岩田社長の発言が色々な意味で面白い。

いつもの岩田節とでもと言うべきか、岩田社長のモンハン4完成発表会での発言が話題を呼んでいる。

以下岩田社長の発言を要約

・2年前のMH4発表時から1000万台の3DS販売を達成、環境は整えた
・故に「ゲームハードビジネスの斜陽」は3DSには当てはまらない
・MH4移行も強力なタイトルを多数控えている
・今年も500万台/年を狙える
・任天堂×カプコンを象徴する要素をニンテンドーダイレクトで発売前に発表する

引用記事：
http://www.famitsu.com/news/201308/27039048.html
http://japanese.engadget.com/2013/08/27/3ds-4/
http://getnews.jp/archives/406308


モンハン4がオンマルチ正式対応、新要素「ギルドクエスト」など純粋に楽しみであるが、
ゲハ的には岩田社長の数字発表など見所の多い発表会でもある。

MH4の発表会で販売台数や他タイトルを匂わすなど、一見してカプコンへの配慮が欠ける発言とも捕らえられがちな岩田社長の真意が非常に気になる。


任天堂の方針として販売台数の獲得がハードビジネス成功への全ての鍵としているのか、
それともカプコンの一方的有利な独占契約に対する発言なのか。

まさに下衆の勘繰りではあるが、
「バイオハザード4」における移植騒動などいわくの多いカプコン供給タイトルの独占維持のために
3DS大幅値下げによる強制普及など岩田社長に大きなプレッシャーを与えたのではないだろうか。


ハードのシェアが分散し、ビッグタイトルを保有するサードの発言力は増しており、今後もこのような独占にまつわる話題が増えるかもしれない。


とは言え、モンハン4が成功すれば仮に不利な独占であっても任天堂にも意義がある。
任天堂の存在感を示すためにもモンハンダイレクトはソニーのPS4発表会である9月9日にぜひぶつけて欲しい。


モンスターハンター4
カプコン
プラットフォーム: Nintendo 3DS
2013-09-14

amazon

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